ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミドは、別名シンエイクとも呼ばれる、今、大注目されている新しい美容成分。
スイスの製薬会社、ベンタファーム社が、蛇の毒成分「シンエイク」の持つ筋肉弛緩作用をシワ取りに活用できないかと考え、2005年から研究した結果、アンチエイジング効果を発見して、化粧品に使用できる成分として製造開発に成功して今に至ります。
臨床検査では、1日2回の使用を1ヶ月間継続すると、実に顔のシワが52%も減少したという結果があることから、商品化されてからの歴史は浅いですが、セレブも多数愛用している大注目のアンチエイジングケア成分として有名になっています。
名称が長いことから、蛇毒の成分名シンエイクという名前の方がより広く認知されていますね。
筋肉を弛緩させて表情筋のシワを伸ばす作用があることから、塗るボトックスとも言われることもあるシンエイク。
現在は、本物の蛇の毒は使用せず、蛇毒と同じ化学元素を組み合わせて加工した人工的なペプチドをペースト状にしたものが使用されています。
商品としては、主にアンチエイジングに特化した化粧水、美容液、フェイスクリーム、洗顔料などのスキンケア化粧品に抗シワ・保湿成分として配合されています。
個人差もあるようですが、数日の継続使用から効果を実感でき、小ジワの改善やたるみ改善がみられるほか、毛穴の引き締めや肌の透明感もアップするというエイジングケア効果の期待が高い成分です。