アクアモイス(Aquamoix)に含まれる成分「カンゾウ根エキス」の特徴とその効果についての解説
甘草(カンゾウ、別名 リコリス)はマメ科の植物で解毒作用があり、刺激などがあった際の症状を和らげる効果があるため、昔から生薬として利用されてきていました。
風邪薬などにも配合されている事があります。
カンゾウの根(カンゾウ根エキス、または甘草エキスとも呼ばれています)には、ポリフェノールが豊富で抗酸化作用があります。
よって活性酸素が元で発生する肌トラブルにも対応することが出来る成分です。
他にも、カンゾウ根エキスにはグリチルリチン酸という成分が主に含まれています。
この、グリチルリチン酸という成分は元々、水あめのような成分で砂糖の50倍もの甘さがあるため、生活習慣病の対策やダイエット向けの甘味料の一つとして活躍しています。
グリチルリチン酸は、副腎皮質ホルモン様の働きがあるために、肌荒れなどの炎症やアレルギーによる肌の炎症、にきびなどで悩んでいる肌にも効果を発揮する事が期待できるのです。
よって体調によって肌が揺らぎやすい敏感肌用のスキンケア商品に使用される事が多いです。
肌への作用だけでなく、頭のふけ、カユミなども緩和される事が期待できるため、頭皮ケアの商品にも使用される事があります。
また、カンゾウ根エキスはにはグラブリジンという成分を含んでいます。
グラブリジンは肌をすこやかに保つだけでなく、メラニンの働きや生成を抑えるともいわれているので、美白効果も期待できます。
その為、肝班の対策やシミ予防を目的とするスキンケア商品にも使用されている成分です。